写真紀35 / 韓国旅③ 高層ビルが並ぶ海雲台へ そして韓国を発つ
2024年3月19日。韓国旅三日目です。
前回は慶州に行き、紀元前の韓国の歴史を学びました。
今日は朝から釜山の東側にある西面や海雲台を中心に観光をしていきます。
西面で朝食
昨日はタクシーで西面から釜山港周辺まで移動しましたが、今日はバスで西面まで向かいます。
西面のLOTTEホテル周辺にある飲食店で朝食にします。日本語の看板があるので日本人などが集まりますね。
韓国ならではの文化があってこのつまようじ、食用ではありませんが食べられます。
緑色なのはプラスチックに見えますがデンプンでてきていて韓国ではよく使われています。
先の方を少しかじってみましたが、溶けて少し柔らかくなり味はしませんでした。
食べ物のほうに戻りましょう。日本でもよく見るチャミスルですが、説明書きも全てハングルで本場だなと実感できます。
メインのチヂミとおかずたちです。卵が多く使われているからか全体的に黄色い色みですね。
おかずもあっさりしていて朝にちょうどよかったです。
それではお腹も満たしたところで、144系統のバスに乗って海雲台へ向かいます。
釜山のリゾート地 海雲台へ
ついて早々大きな建物がありました。コンベンションセンターですね。東京国際フォーラムみたいな扱いだと思います。
少し歩けば、建物の隙間から高層ビル群が頭をのぞかせていました。
とりあえず近くのスーパーでお菓子などお土産を買います。
見たことのないようなパンが置いてあったので見ていて面白かったです。
お菓子をメインでたくさん買い物をしました。
それからタクシーで移動してビーチがあるところへ。
ここはもともとローカル鉄道が走っていたところで、地面にある2本のラインは線路を模しているそうです。
観光用のアトラクションのようなものがあってとても人気で入場ゲートに列ができていました。
ひときわ目立つLCTランドマークタワー。3棟並んでいて高さは411メートルあります。
日本一高いと言われている麻布台ヒルズを超す高さなのがすごいですね。
そのふもとに記念写真のスポットがありました。
何度みてもタワーの迫力がすごい。
ビーチのをバックにとてもきれいな風景が広がっていました。
ビーチ自体にはいかなかったのでいつか行ってみたいですね。夜景とかが気になります。
釜山港方面に少し歩くともともと通っていたローカル線の跡をたどることができます。
道を走る車に目を向けてみてほしいのですが、たまにこのように青いスポンジがついている車がいます。
日本では全く見かけないですよね。
これは新車によくつけられていて、ドアを開けたときに壁にぶつけて傷をつけないようにするためのものです。
そのほかにも韓国の車事情は面白く、黒かったり反射するスモークガラスは日本よりも法律が緩かったり、大きな車やセダンが好まれる特徴があるので日本みたいな小回りの利く車がほぼほぼいなかったりと日本と違う点がたくさんあります。
西面で最後の観光
海雲台から地下鉄で30分ほど時間をかけ、西面へやってきました。
韓国料理が気に入ったので最後も焼肉をたべました。
こちらのお店。부영숯불구이という名前です。
韓国の伝統的なお店は地域なじみな雰囲気が多いので親切で優しいですね。
豚肉を焼き始めてからどんどん机の上が豪華になっていきました。
食べ方をお店の人に教えてもらいました。
手の上に葉っぱをのっけてそこの上にキムチやお肉などのおかずをのっけて食べるみたいです。
3日目にして初めてこの食べ方を教えてもらいました。正直めっちゃうまいです。
これが韓国の旅の最後の外食でした。
それからお土産で食品を買うために釜田市場へ向かいます。
先ほどのお店から北上するだけなのですぐにつきます。
奥のアーケードがいりぐちですね。
昨日の夜行った時と違ってものすごく人でにぎわっていました。
裏の通りも日本では見ないような入り組み具合。
真っ赤なキムチなどの食材が売ってありますが、何なのか全くわからなかった。
でもなんだか美味しそう。
アーケード外の幹線道路沿いもお店がたくさん出ていました。中には路肩で販売している人も。
日本で見ないくらいの活気があふれていて楽し気な雰囲気でした。
キムチなどを箱で買ってそろそろ出国する時間が近づいてきたので釜山港周辺へ。
まず先に船で食べる用の食べ物を買いました。ヤンニョムチキンです。
優しくて気前の良い店員さんがお出迎えしてくれました。
観光中は何度も見た景色とはさよならです。
釜山港ではWifiを返したり手続きをしたりしました。
案外国をまたぐ移動の手間はそれほどなかったので一人で行くときも安心していけそうです。
日本より厳しい出国審査を経て帰りの船に乗船しました。
3時間ほど停泊した状態が続き、空が暗くなった21時に出港。
ギラギラと光る夜景が、黒々とした釜山港の海を照らしていました。
ここで出国前に買ったチキンを船内で食べます。
スクリューの回転数が上がる音が足元から伝わり、いよいよ釜山を後にするんだなという実感がわいてきました。
速度は徐々に上がっていき景色はすぐに流れていきましたが、幻想的な夜景の景色が頭から離れませんでした。
後ろから小さな一隻の船がやってきました。
おそらく釜山港の運航を担当する操縦士がこの船に乗り移り、港に引き返すためのものだと思います。
その光景の奥の方に視線をずらすと、海雲台の高層ビル群の夜景が輝いていました。
大きく上下に揺れる沖を越え日本へ。
3月20日は下関で転覆事故が起きるくらい風が強く荒れたらしいです。
下関に着くと嵐のように風が強かったです。
船内の朝食でも韓国料理をいただきました。やはり韓国の料理は美味しい。
日本に帰ってきて一時の間は違和感がすごかったです。
路上販売している人がいなかったり飛ばす車がいなかったりと、街の時間の流れが遅く感じました。
それに韓国って意外に人間らしくて自由だなと、、新しい価値観に出会えた気がしたので経験できてよかったです。
これからもいろいろな地を歩いていきたいですね。
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